朝晩必ず仏壇へ向かい、お経を唱える祖父。
そんな祖父の姿を見て、祖父のことをもっと知りたいと思って写真を撮り始めた。
撮り、プリントし、出来上がった写真を見つめる。
何度それを繰り返しても祖父のことを知れたという実感は湧かない。
写真を撮り続けているうちに、僕は祖父のことを想像したいんだなと思った。
知りたいというより想像したいと。
祖父が仏壇に向かい、何を想いお経を唱えているのか。
一人暮らしの孤独を抱え、自然の厳しさや美しさに寄り添いながら暮らす祖父の、
日々の想いや過去の記憶を想像したくて写真を撮っている。































